デフサッカー・フットサルは、聴覚障がい者が行うサッカーで、フットサルも含まれます。ルールは基本的に健常者と同じですが、審判は笛に加えてフラッグを使い、視覚的な合図で進行します。
デフサッカー・フットサルは、「デフ(Deaf)」という言葉が意味するように、聴覚に障がいのある選手たちが行うサッカー/フットサルです。競技中は補聴器を外すことが義務付けられており、そのため「音のないサッカー」として親しまれています。視覚や感覚をフルに使ってプレーすることが求められます。
ピッチ上では、選手同士がアイコンタクトや手話を駆使してコミュニケーションをとりながら試合を進めていきます。音に頼らないこの独特なスタイルが、デフサッカー/フットサルの大きな特徴です。
デフサッカー | |
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人 数 | 11人 |
時 間 | 45分 |
ピッチサイズ | フルコート |
クラス分け | なし |
対象者 | 聴覚障がい者。※ただし、日本と国際ルールで基準が異なる。日本は最も軽い6級で両耳の聴力レベルが70dB以上、一側耳の聴力レベルが90dB以上、他側耳の聴力レベルが50dB以上と定められている。一方、国際ろう者スポーツ委員会は聞こえが良い方の耳の聴力が55dB以上とされている。 |
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その他 | 基本は通常のサッカーと同じです。異なる点は、主審は笛とフラッグ両方使用すること(笛の音が聞こえないため)。国際試合ではさらに両ゴール裏に1人ずつ。合計5人のフラッグを持った審判員が、プレーの停止を多方向から伝えます。 |
※日本障がい者サッカー連盟HPより
デフフットサル | |
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人 数 | 5人 |
時 間 | 25分ランニングタイム もしくは20分プレーイングタイム |
ピッチサイズ | フルコート |
クラス分け | なし |
対象者 | 聴覚障がい者。※ただし、日本と国際ルールで基準が異なる。日本は最も軽い6級で両耳の聴力レベルが70dB以上、一側耳の聴力レベルが90dB以上、他側耳の聴力レベルが50dB以上と定められている。一方、国際ろう者スポーツ委員会は聞こえが良い方の耳の聴力が55dB以上とされている。 |
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その他 | 基本は通常のフットサルと同じです。主審は笛とフラッグ両方使用します(笛の音が聞こえないため)。 |
※日本障がい者サッカー連盟HPより